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研究内容
宇宙の中に存在するあらゆる惑星の環境を数値計算と地球流体力学 (GFD) によって見てやろう, ということを行なっています. 研究テーマは, 生命を生み出す気候が実現する条件を明らかにすること, 地球型惑星の気候の多様性を理解することです. 主に, 全球凍結状態など地球とは異なる気候状態を数値モデルによって仮想的に 探険しています. これらの活動は全国に散らばる共同研究者とともに 地球流体電脳倶楽部としておこなっています. これまでに扱ってきた具体的な問題は, 以下の通りです.
- 系外惑星の気候多様性の探索: 太陽系以外の惑星は太陽系内の惑星とは大きく異なる姿をしていると 考えられています. その中に, 同期回転惑星と呼ばれる惑星があります. このような惑星の気候はどのようなものであるか? 生命が住める環境に あるのかを数値実験によって探っています (下の動画は計算結果例).
- 暴走温室状態・全球凍結状態の発生条件の考察
- 惑星大気のための階層的数値モデル群の開発: dcmodel プロジェクト
- 熱対流の基礎理論:
- 赤道シアー流の安定性解析(谷口博氏との共同研究)
- 熱帯降水活動の多様性(山田由貴子氏他との共同研究}
論文リスト
講義
- 「地球惑星科学2」 (全学教育 1年後期) 講義資料 (2024 年度): 第1回| 第2回| 第3回| 第4回| 第5回| 第6回| 2023 年度の試験問題
- 「物理学実験I」 (通称 情報実験 :地球科学科 2年, 3 年, 4 年前期)
リンク
Masaki Ishiwatari: