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[dennou-ruby:000412] Re: suggestion about dcl wrapper



塩谷先生・ごとけんさん

堀之内です。

> >> えっと、以前送ったフィルターは作りがダサダサで、書いてる自分
> >> も混乱してしまったので、黒井さんがとりあえず作ってくれたのを
> >> いいことに、フィルターそのものをもっと拡張しやすいモノに作り
> >> 変えています。いま、6割程度の出来で、来週の火曜までには8割程
> >> 度にしようとしています。
> 
> 補足ですが, ごとけんさんの意図するところは, dcl だけで使えるようなフィ
> ルターもいいが, せっかく作るなら LAPACK (行列計算パッケージで有名)など
> ほかのパッケージにも適用できるものを作りたいとのことです. 

それは素晴らしいですが、ちょっと心配なのは、一般性の高いものを作
るためにフィルター作成が大変になって、なかなか完成しないのではな
いかということです。まあ LAPACK は f2c したものですから仲間では
ありますが、「ほかのパッケージにも適用できるもの」よりは「ほかの
パッケージに適用するために変更すべきところがわかりやすいもの」程
度に留めてはどうでしょう。そもそも dcl 用には Fortran 版のソース
をもとにして我々が適当な規則で書いたプロトタイプ宣言もどきをもと
にフィルターを書くことにしてましたよね。理由は f2c 版では入力引
数と出力引数の区別がつかないことでしたよね。LAPACK にも適用でき
るものを作るということは、f2c 版をもとにすることにしようというこ
とでしょうか。その場合入出力はどう区別します? あるいは LAPACK 
も Fortran 版を使って同じプロトタイプ宣言もどきを作るのでしょう
か?

ということで、ごとけんさん、現時点で「6割程度出来」たものは、ど
のような方針で作っているか教えてください。

> NumArray の使われ方として, LAPACK なども Ruby から利用できるようになる
> と, ずいぶんとユーザーが増えるのではないかと想像します. 

ですね。確か ruby-math で行列オブジェクトに関し LAPACK をという
話があったと思いますが、どうなってたかご存じないですか。

堀之内 武                     horinout@xxxxxx
京都大学宙空電波科学研究センター (旧超高層電波研究センター)
611-0011 宇治市五ヶ庄  phone:0774-38-3812  fax:0774-31-8463