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[cvs-ml 412] RE: バイナリファイルのcommit
From: Katsuhiko Fujitsuka <fujituka@osl.fujitsu.co.jp>
Subject: [cvs-ml 410] バイナリファイルのcommit
Date: Mon, 7 Feb 2000 17:04:22 +0900
| cvs commit などを実行するとき、バイナリファイルであれば、
| -kbオプションは必要なのでしょうか?
| もし、必要であれば、どのコマンドの時には必要なのでしょうか?
-kオプションはレポジトリからファイルを*取ってくる*ときにキーワードをど
のように展開するかに効きます。ですのでcommit時には-kを指定する必要はあ
りません。ってそもそもcommitに-kオプションはないですよね。
add, import, adminの-kオプションはレポジトリに作用してデフォルトの展開
方法を設定します。
diffの-kオプションはその場かぎりの効果を持ち差分をとるファイルをレポジ
トリからとってくるときの展開方法を指定します。余計な差分を出力しないよ
うにするために-koや-kkオプションを付けることはよくあると思います。
update, checkoutの-kオプションは作業ファイル(working copy)に作用します。
また、あとでupdate,checkoutを実行したときに-kオプションのデフォルト値
にもなります。これはcvs statusの出力でStick Optioins:を見るとわかりま
す。(none)になっていたらレポジトリのデフォルトが利用されます。レポジト
リのデフォルト値(これはadd等で設定します)はcvs log -hの出力のkeyword
substitution:を見るとわかります。このへんはCVS/Entriesやレポジトリの,v
ファイルを覗いてみると理解が深まると思います。
updateやcheckoutの-jオプションをつかってマージを実行するときに-kkをつ
けることも多いと思います。これを指定しないとあちこちでコンフリクトして
しまいます(たしか)。
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KOIE Hidetaka 鯉江英隆 <hide@koie.org>