6. まとめ 2 次元浅氷氷床モデルを作成した ベンチマーク実験を行う事により, 作成したモデルは氷床の振舞をおおむね 記述できていることが確認された. しかし, 数値に定量的なずれがあり, 改善 の余地がありそうである. また, 温度依存関数 A の感度実験では, 底面温度分布の結果に奇妙な振舞が 見出され, 解の正当性を確認する必要が残っている. ここでのモデルの詳細およびコードは次の URL に公開している http://www.gfd-dennou.org/arch/omochi/ 参考文献 Hutter, K, 1983: Theoretical glaciology. Terra Pub. (Tokyo), 510 pp. Huybrechts,P and Payne,T and The EISMINT Intercomparison group, 1996: The EISMINT benchmarks for testing ice-sheet model. Annals of Glaciology, 23, 1 -12