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離散化

方程式は水平方向に非エイリアス緯度経度グリッドによって離散化され, 疑スペクトル法によって積分されている. ここでの三角切断波数は 42 (T42) である. 東西方向に $128$ 点, 南北方向に $64$ 点の格子点がある. Arakawa and Suarez (1983) による方法が鉛直方向に離散化するために 用いられている. 鉛直方向に 16 層ある. 鉛直グリッドポイントの位置は 鉛直グリッドに示した. 時間積分は散逸過程を除いた力学過程についてリープフロッグ法 が用いられてる. 物理過程の項にはバックワード法が, 水平拡散項についてはオイラー法が 用いられている. 時間ステップは 20 分としている. Asselin (1972) の時間フィルターが用いられており リープフロッグ法によってひき起こされる計算モードが 取り除かれる.




鉛直グリッド
表 1: The vertical levels
$k$   1   2   3   4   5   6    
$\sigma_k$ 1.0 .995 .99 .98 .97 .95 .93 .90 .87 .83 .79 .75    
$k$   7   8   9   10   11   12    
$\sigma_k$ .7 .65 .6 .55 .5 .45 .41 .37 .33 .29 .26 .23    
$k$   13   14   15   16            
$\sigma_k$ .2 .17 .15 .12 .1 .074 .05 .021 .0          


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okuyama naonori 平成13年1月10日