放射MTGメモ(2013/10/16)

参加者

  • 倉本圭、石渡正樹、はしもとじょーじ、高橋康人、齊藤大晶、大西将徳

line-by-line 放射計算プログラムの開発(大西)

  • line-byline Nakajima et al., 1992 計算
    • Spline 曲線による吸収断面積の補間
      • log(圧力) - log(吸収断面積) Spline 補間, log(圧力) - (吸収断面積補間) Spline 補間を評価
      • Spline 補間は、吸収断面積のピークをよく再現する
      • semilog 補間ではピークの立ち上がり付近で、実際にはない極値を持つ場合がある
    • Flux によるSpline 補間の評価
      • H2O のみの1層の大気からのFlux を計算(波数領域: 30-3030[cm-1], 波数分解能: 0.01[cm-1])
      • 地表面温度は大気の温度 + 100[K]
      • 大気温度: 200, 400, 600, 800, 1000[K]
      • 大気の圧力: 5E+2, 5E+4, 5E+6 [Pa]
      • 吸収断面積: log-log Spline 補間によるもの, log-log 線型補間によるもの, 真値(HITEMPから計算したもの)
      • Flux の大きさはlog-log Spline の方が log-log 線型補間よりも 1 桁程度相対誤差が小さい
      • 吸収断面積の相対誤差に比べ、Flux の相対誤差の方が2 桁程度相対誤差が小さい
      • 圧力補間は, log-log Spline 補間で進める
  • mtg 資料
  • To Do
    • 吸収断面積の温度補間の評価
    • カットオフ無しで計算した吸収断面積によるFlux 計算

木星大気の計算(高橋康)

  • 対流調節について
    • 等温位、およびエネルギーが保存するように 2 層を混合する
    • 上下の 2 層を順に混ぜていき、全層が対流不安定で無くなるまで計算
    • それぞれの層を混ぜると、計算ゴミや時間が大きくかかることから、いっぺんに混ぜた方が良いのではないか
    • 計算を終える条件を修正した方が良いのではないか

新人紹介

  • 齊藤大晶 (Saito Hiroaki) さん
    • 北海道大学 D1 (10月〜)
    • 原始惑星大気の研究を行う

穂別セミナー

  • 10/21 - 23 の日程で行う
  • 参加者とりまとめ中

次回の日程

  • 次回は穂別セミナーにて
  • 次々回は 10/28(月) 9:00-