放射MTGメモ(2013/02/26)

参加者

  • 倉本圭、高橋康人、三上峻、大西将徳

吸収係数の計算(大西)

  • line-by-line プログラムの検証
    • 高橋(康)さんプログラムと比較: 完了
    • US standard atmosphereによる検証
      • 光学的厚さの計算: 完了(total 45層)
      • LBLRTMの計算と比較(はしもとじょーじさんに光学的厚さの計算結果を依頼中)
  • 放射場計算プログラム
    • 2方向近似(係数はNakajima et al.と同様"1.5")
    • 波数ごとの放射計算を実装
  • 系外惑星WSの方針
    • 本開発モデルが目指すものについて
      • 炭素循環: CO2だけでなくCH4など(cf Kasting一派)
      • chemistry: 関根さんのモデルのようなもの
      • 同期回転惑星の循環: GCMへの実装
    • 計算のapplication例
      • Habitableであることがスペクトルの何を見て分かるのか。昔から言われていることを確かめてみる
    • どんな計算ができるのか
      • スペクトルの図、冷却率の図などを用意する

木星大気の計算(高橋康)

  • Kasting Mini Workshopでのコメント
    • 雲の定義、他のモデルとの違いについて
    • 今後実装すべき点
      • 潜熱(雲高度での寄与)、太陽放射(NH3, CH4の光化学)、散乱、過飽和、相関k分布、鉛直体積混合比変化
      • 潜熱、鉛直体積混合比変化などはすぐに実装できるので、実装を進める
  • LPSCの方針
    • 冷却率構造・圏界面を決める物理の議論
  • 系外惑星WSの方針
    • 木星大気の研究は少ない -> 木星大気の特徴について語る
  • 計算の状況
    • H2-He 灰色大気での計算を進めている
    • LBLの再計算をする

タイタンの大気の計算について(三上)

  • 対流圏でFlux Convergenceが負になっているか確認
    • うまくいっていない場合もある: 収束判定条件を確認
  • 何の吸収が効く系なのか
    • 温度によって変化

次回の日程

  • 2013/03/12(火) 9:00-
  • 来週は系外惑星WS