dcpam (火星モデル) 作業ミーティング記録 (2014/05/27)

参加者

• 北大
  • 石渡, 荻原
• 神戸大
  • 高橋(芳), 船橋

荻原からの報告

• dust devil 巻き上げスキームの 1 次元モデルによる実装実験
  • 実験結果は鉛直1次元実験
  • 境界層の上端の高さの決め方を変えてみた. Newman に書いてあるように 高さを乱流エネルギーフラックスを使って決めるようにしてみた.
    • 計算設定
      • 地衡流風速 1.0 m/sec
      • 緯度 30 度の設定
      • しきい値 0.5
    • 結果
      • 境界層の上端の高さが少し高くなった. sigma で 0.1 くらい高くなった.
  • 日射の計算について FlagPerpetual = .true. にして PerpDelDeg と PerpDistFromStarScld を設定すれば, perpetual 計算だけど, 好きな太陽天頂角と 入射量を与えることはできる.
  • TODO
    • まだ 1 次元モデルでいくつかの実験を やっておくべき.
      • もっと地衡流風速が大きいもの でやっておく.
      • しきい値依存性も調べておくべき.
    • 1 次元計算のソース, namelist, お絵かきスクリプト 全部まとめて置いておくこと.

船橋からの報告

• 金星の雲モデルに関する論文を読んで勉強中

  Lee, C. and Lewis, S.R. and Read, P.L., 2010: A bulk cloud parameterization in a Venus General Circulation Model. Icarus, 206, 662-668.

次回日程

• 2014 年 06 月 03 日 (火) 14:00- TV 会議 (dcmodel meeting の部屋) にて