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2006/07/04 の GCM セミナーのメモ書き

ToDo リスト

DCPAM の Web ページの整理

sample_tree の修正 (石渡)

<URL:http://www.gfd-dennou.org/arch/dcmodel/doc/sample_tree/> を修正していく. 主に注意するのは以下の点.

関連リンクの書き方

各プロジェクトページには dcmodel へのリンクが必須

トップページの項目の並び

一番上にはギャラリーを持ってくる. ソースコードはその後ろ.

Makefile の役割分離 (森川)

サンプルとして作成したものは <URL:http://www.gfd-dennou.org/arch/dcmodel/doc/sample_Makefile/> に置く. こちらは使いながら適宜修正を加える.

ドキュメントの整備

インストールドキュメントへ Comfig.mk に関する注意書き

autoconf のマニュアルによれば, (ユーザと開発側が完全に分かれているよう なソフトウェアの場合), Comfig.mk を正しくユーザに配布するのは開発者側の コストがかかるため, 強く非推奨している.

dcpam のインストールマニュアルにも, その旨を追加しておく.

ドキュメントの形式を rdoc-dennou 用に修正 (森川)

rdoc-dennou の書式に合わせてソースコードのコメントを記述する.

物理過程部分のドキュメントの挿入 (石渡, 森川)

ソースコードに物理過程が加えられたのに伴い, ドキュメントにも物理過程部分 を追加する.

コード解説部分のドキュメントの挿入 (石渡, 森川)

agcm5 の第3章「コード解説」に相当する部分の挿入. 変数に関しては dcpam に置き換える.

latex2html を用いた際, 数式が画像に変換されない問題

式中に日本語を入れないことで回避可能であることが判明. dcpam の tex ソース内の式中で日本語を用いないようにする.

DCPAM の開発に関して

DCPAM の構成の改良 (森川)

以下の作業はまだこれから.

リスタートファイルの入出力機構の追加 (森川)

リスタートファイルを組み込む機構を取り入れる際には, spmodel, arare などと合わせる.

semi-implicit に改造 (森川)

現在の explicit を semi-implicit に改造する.

DCPAM を環境研 SX で高解像度計算

DCPAM でいろいろ計算 (森川)

T63L20 で初期値 300K, 250K の 2 つでの計算は終了. 「計算結果」置き場にすべて置いた.

時間があれば初期値をより変えたものを走らせておいてもいいかもしれないが, まずはリスタートファイルを入出力できるようにするのが急務

コンパイルオプションの変更 (森川)

dcpam に対して

'-w -sx6 -Wf"-pvctl nodivloop noloopchg -O"'

というオプションをつけているが, 単に計算速度を低下させている だけかもしれない. (少なくとも AGCM5 にはこれを指定せずとも うまく動いている. ISPACK には必要なオプションだが)

DCPAM のコンパイルのみこれをはずしてみて, 計算速度を計測してみたが, 数%ぐらいしか違わなかった.

今度は, ispack, gt4f90io, spmodel それぞれでも上記のオプションを はずして計算してみて速度を計測する.

なお, ispack はループ入れ替えなどの最適化をすると実行速度が 極端に落ちるらしい. (ispack の README 参照).

DCPAM を環境研 SX で並列計算

ISPACK と spmodel の OpenMP による並列化を利用し, DCPAM の並列計算を行なった. 計算効率は以下の通り.

CPU 数     CPU 時間

1          1.0

2          1.4

4          1.5

残念ながら (ISPACK や spmodel を利用していない部分は全然チューニングし てないので当然かもしれないが), 今のところ並列化効率は全然良くない. 全 体の並列化効率を向上させるには, ISPACK 以外の部分の並列化も考慮すべき かも.