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Ruby 及び GPhys のインストール

ここでは, プラットホーム別の Ruby 及び GPhys のインストール方法を解説する.


  1. Linux 共通事項
  2. Debian GNU/Linux の場合
  3. Ubuntu 9.10, 10.04, 10.10, 11.04 の場合
  4. Ubuntu 11.10 の場合
  5. Vine Linux 5 の場合
  6. Fedora 12, 15, 16 の場合
  7. CentOS 5 の場合
  8. Scientific Linux の場合
  9. Mac OS X 10.5 (Leopard) の場合
  10. Cygwin の場合

Linux 共通事項

GPhys では DCL による可視化を行う.このため,(もしまだなら) /etc/X11/xorg.conf ファイルの Screen セクションに次を追加する.

Option "Backingstore" "on"

これで隠れた描画ウィンドーが再表示されるときに絵が消えないようになる. この作業は下記のインストールの前でも後でもよい.なお,変更を有効にするためには X の再起動が必要である.(通常再ログインすればよい.)

Debian GNU/Linux の場合

Ruby は Debian の公式パッケージとして提供されている. また, GPhys 等の電脳 Ruby Project 謹製品は 電脳サーバから deb パッケージを取得して導入することができる.

まず, /etc/apt/sources.list に以下の行を追記する.

deb ftp://www.gfd-dennou.org/library/cc-env/Linux/debian-dennou lenny/
deb-src ftp://www.gfd-dennou.org/library/cc-env/Linux/debian-dennou lenny/

末尾のコードネーム(lenny)などは, 使用している環境に合わせて変更されたい (lenny or etch).

次に, 電脳サーバで公開されている deb パッケージの gpg 署名を登録する. 以下は鍵サーバとして subkeys.pgp.net を用いる場合である.

# gpg --keyserver subkeys.pgp.net --recv-keys AEE995F4
# gpg --armor --export AEE995F4 | apt-key add -

上記作業によって, 以下の gpg 公開鍵が登録される.

13E0381DAEE995F4 "Youhei SASAKI<uwabami@gfd-dennou.org>"

最後に apt を用いて必要なパッケージを導入する. 電脳 Ruby Project 謹製品のうち, Gfdnavi を動かすのに必要な諸々のソフトウェアは gphys を導入するだけで自動的にインストールされる.

# apt-get update
# apt-get install ruby ruby1.8-dev irb rdoc libopenssl-ruby  \
                  libyaml-ruby libzlib-ruby <-- ここまで公式パッケージの導入
# apt-get install gphys                     <-- 電脳 Ruby Project 謹製品の導入

libopenssl-ruby, libyaml-ruby 等は rubygems を使用する際に必要となるので, 導入しておくと良いだろう

Ubuntu 9.10, 10.04, 10.10, 11.04 の場合

Ruby は公式レポジトリより apt でインストールする.ただし,Rubyの標準ラ イブラリの一部は別パッケージになっているので,そのインス トールも必要である:

$ sudo apt-get install ruby
$ sudo apt-get install libopenssl-ruby
$ sudo apt-get install rdoc

また, GPhys 等の電脳 Ruby Project 謹製品の rpm パッケージは apt を用い て install することができる.

電脳 Ruby Ubuntu deb パッケージ

Ubuntu 11.10 の場合

上記 Ubuntu 11.04 の場合に従ってレポジトリの設定を行えばよい.

Vine Linux 5 の場合

Ruby は 公式パッケージとして提供されています.

GPhys は 地球流体電脳倶楽部謹製 RPMパッケージ の記述にしたがってインストールする.

Fedora 12, 15, 16 の場合

Ruby は 公式パッケージとして提供されています. yum でインストールできる.

GPhys は 地球流体電脳倶楽部謹製 RPMパッケージ の記述にしたがってインストールする.

# yum install gphys

CentOS 5 の場合

Ruby は 公式パッケージとして提供されています. yum でインストールできる.

# yum install ruby ruby-libs ruby-devel ruby-irb ruby-ri

GPhys は 地球流体電脳倶楽部謹製 RPMパッケージ の記述にしたがってインストールする.

# yum install gphys

Scientific Linux の場合

Ruby は 公式パッケージとして提供されています. yum でインストールできる.

GPhys は 地球流体電脳倶楽部謹製 RPMパッケージ の記述にしたがってインストールする.

# yum install gphys

Mac OS X 10.5 (Leopard) の場合

Leopard では Ruby は標準添付されているが, ここでは Fink 版の Ruby をインストールする.

$ fink install ruby ruby18-dev ruby18-shlibs ri

GPhys は Dennou-Ruby Products on MacOSX の記述にしたがってインストールする. Fink 導入方法の簡単な説明もここにあるで参考にされたい.

Cygwin の場合

Ruby 及び GPhys はバイナリパッケージが提供されている. Cygwin の setup.exe を利用して容易に導入できる.

GPhys を利用するには 電脳Rubyプロダクツ Cygwin binaries を参考にするとよい.

Ruby は Select Packages 画面の

All -> Interpreters -> ruby

に, GPhys は

All -> Dennou-Ruby -> gphys

にある.


davis Group / GFD Dennou Staff dcstaff@gfd-dennou.org
Last Updated: 2012/02/28 (大塚 成徳), Since: 2008/03/05 (神代 剛)