ここでは, プラットホーム別の MySQL のインストール方法と, Gfdnavi で使うための設定方法を解説する.
etch では MySQL ver.5.0.32 のパッケージが用意されているので, これを導入す. メタパッケージである mysql-server を導入すると 依存する諸々のライブラリ等も導入されるので簡便である.
$ sudo -s # apt-get install mysql-server : 以下のパッケージが新たにインストールされます: libdbd-mysql-perl libdbi-perl libmysqlclient15off libnet-daemon-perl libplrpc-perl mysql-client-5.0 mysql-server mysql-server-5.0 mysql-common ...
また, mysql-server と接続するためのライブラリもインストールしておく.
$ sudo -s # apt-get install libmysql-ruby1.8
先ずは mysql 管理者のパスワード及び公開設定を行なう.
$ mysql_secure_installation
初回は mysql 管理者のパスワードを聞かれるが, まだ設定していないので何も入力せずにデータベースにアクセスできます. 以下にその後の質問一覧と回答を並べておきます.
Set root password? [Y/n] (Enter) New password: (適切に入力してください.) Re-enter password: (適切に入力してください.) Remove anonymous users? [Y/n] (Enter) Disallow root login remotely? [Y/n] (Enter) Remove test database and access to it? [Y/n] (Enter) Reload privilege tables now? [Y/n] (Enter)
以上の設定を行なった後では匿名ユーザが存在せず, debian-sys-maint と root の二つのユーザが存在するはずである.
mysql> select host,user,password from mysql.user; +-----------+------------------+-------------------------------------------+ | host | user | password | +-----------+------------------+-------------------------------------------+ | localhost | root | *password の hash が表示されます * | | localhost | debian-sys-maint | *password の hash が表示されます * | +-----------+------------------+-------------------------------------------+
以上で導入と設定は終了である.
最新版はバージョン 4.1.11 である。 apt-get を利用してインストールする。
# apt-get install mysql-server-4.1 mysql-client-4.1 libmysqlclient14-dev libmysql-ruby
サービスはインストールとともに開始される。
root のパスワード設定は以下の様にすれば良い.
# mysqladmin -u root password 'hogehoge'
最新版はバージョン 5.0.27 である。 apt-get を利用してインストールする。
# apt-get install MySQL-server MySQL-client MySQL-ruby
サービスはインストールとともに開始する。
root のパスワード設定
# mysqladmin -u root password 'hogehoge'
最新版はバージョン 5.0.27 である。 yum を利用してインストールする。
# yum install mysql mysql-server
サービスの開始
# /etc/init.d/mysqld start
root のパスワード設定
# mysqladmin -u root password 'hogehoge'
Fink を利用してインストールする。詳しくは Gfdnavi を Mac OS X で動かす を参照。
Cygwin の場合、Windows ネイティブの MySQL が利用可能である。 下の Windows 版のインストール方法及び こちらを参照。 この場合、MySQL のクライアント mysql.exe は Windows の コマンドプロンプトから実行する(Cygwin のシェルからは実行できない)。 また、UNIXソケット経由のアクセスができないので database.yml において TCP/IP 経由でアクセスさせるべく localhost の代りに 127.0.0.1 と書く。
MySQL 5.0 のダウンロードページ よりダウンロードする。 インストーラ付きパッケージを選択すると良いだろう。 MSI ファイルの場合はそのまま実行する。 ZIP ファイルの場合は展開して setup.exe を実行する。
インストールに引き続き MySQL Server Instance Configuration Wizard を実行する (後でスタートメニューから実行することもできる)。
一度インストールしてからアンインストールし、再インストール した場合は、Modify Security Settings で失敗することがある。 おそらくアンインストールしても設定が残るためである。
% mysql -u root -p
などとしてログインします.
mysql> create database gfdnavi_development; mysql> create database gfdnavi_test; mysql> create database gfdnavi_production; mysql> grant all on gfdnavi_development.* to 'davis'@'localhost' identified by 'hogehero'; mysql> grant all on gfdnavi_test.* to 'davis'@'localhost' identified by 'hogehero'; mysql> grant all on gfdnavi_production.* to 'davis'@'localhost' identified by 'hogehero';
これでユーザ davis のパスワードは hogehero になります(もちろん, このまま使うのでなく適当に変えることをお勧めします).