use gtool use gtool_data ! 描画機能を用いない場合
ライブラリ gtool の構成は 上の図 以下 のようになっています。 gtool モジュールが直接引用しているモジュール群は 主に描画のための構造体 (図、等値線群、座標軸などに相当) を 取り扱います。 これらのモジュールの手続は描画のために dcl モジュールを、データ入出力のために gtool_data(3f) モジュールを呼び出します。 dcl モジュールは DCL (地球流体電脳ライブラリ) の Fortran 90 版であり、 そこに含まれる手続は FORTRAN 77 でかかれた DCL を呼び出します。 gtool_data(3f) モジュールは gtool4 netCDF 規約に規定された入出力処理を 行う手続の集合で、netCDF の入出力自体は netcdf(3f) が担当します。 gtool_data(3f) は dcl のうちシステム環境情報 (環境変数やコマンドライン引数など) の 取得に関する手続だけを呼び出します。 netcdf(3f) は文字列処理のために dc_string(3f) を呼び出します。 dc_string(3f) は iso_varying_string(3f) で記述される可変長文字列構造体を定義したモジュールに 独自の拡張を加えたものです。
gtool_frame(3f)
gtool_figure(3f),
gtool_axis(3f),
gtool_contours(3f),
gtool_data(3f),
netcdf(3f),
dc_string(3f)
地球流体電脳ライブラリ (DCL)
http://www.gfd-dennou.org/arch/dcl/
gtool4 netCDF 規約
http://www.gfd-dennou.org/arch/gtool4/conventions/
NetCDF
http://unidata.ucar.edu/packages/netcdf/guidef/