Live USB/DVD イメージファイル (2019 年 3 月)
2019 年 3 月のデータ解析・数値計算実習のために用意した DVD/USBメモリ用の Live イメージファイルおよび 仮想アプライアンスファイル(OVA)を公開しています。
Eratta
None.
ISO イメージファイル
- 2019/03/24 版, ISO イメージ:
-
- <URL:live-image-amd64.hybrid.iso>
- md5sum: 6a20acbfe045ea98c4f9703a1ef2e61b
zsync(バイナリの差分転送)用のファイルも用意してあります: <URL:live-image-amd64.hybrid.iso.zsync>
zsync を用いてISOファイルをダウンロードする際には 以下のコマンドを入力して下さい。
% zsync http://www.gfd-dennou.org/arch/cc-env/live-usb-dvd/2018-03-workshop/live-image-amd64.hybrid.iso.zsync
Live イメージの起動方法
- UEFI Secure Boot には対応しておりません. UEFI のメニューより boot デバイスを選択する,などして起動して下さい.
- macOS の場合には「Option」キーを押しながら電源を入れると、ブートデバイスの選択画面が出ます。ここで USB メモリを選択すると起動できることが多いです。
仮想アプライアンスファイル: OVA
VirtualBox や VMWare Player 等で利用可能な OVA ファイルです。 仮想環境に対して、 上記 Live イメージの「Install」メニューを用いてインストールした後に 多少調整を行なっています。
- 2019/03/25 版,OVAファイル:
-
- <URL:dennou-live.ova>
- md5sum: d455d8be80f220acbb84df1db81190d7
OVA ファイルの読み込みについては, 過去の資料を参考にして下さい.
ログイン情報
ユーザ名 : user パスワード : live
となっています。root のパスワードは適宜更新して下さい.
その他、変更点など
- デスクトップ環境として XFce4 を用いています。
- 日本語入力(uim-mozc) の起動は「Super+Space」もしくは「半角/全角」に割り当てています
- nginx で Web サーバを立てていますので Tutorial 資料は http://localhost からアクセスできるようになっています.
Live DVD/USB 作成手順メモ
DVD
- 適当な書き込みツールで live-image-amd64.hybrid.iso を DVD に書き込む.
USB メモリ
- 書き込み先の USB メモリーが /dev/sdb として認識されているとする.
- パーティションは作成しないでください / パーティションを指定しないでください.
- ライブイメージにパーティションが含まれています.
1. イメージのコピー
# dd if=live-image-amd64.hybrid.iso of=/dev/sdb bs=4096
2. USBメモリーの未使用領域(書き込んだイメージより後ろの方)に新パーティションを作成
例えば parted を使ってパーティションを作る場合.
# parted /dev/sdb (parted) print free ... (parted) mkpart primary ext4 <START> <END>
<START> と <END> には print free の結果を見て, 書き込んだイメージの後ろの領域を指定する適当な数字を使うこと.場合によって, 「パフォーマンスが最適でない」などのメッセージが出るが, 拘らなければ無視しても良い.
(parted ) quit
例えば gparted を使ってパーティションを作る場合.
# gparted /dev/sdb
- パーティションの作成の際の設定
- 種類:基本パーティション, ファイルシステム:未フォーマット, それ以外の項目はデフォルトのままにした
- なお, ここでファイルシステムの項目を ext4 に指定した場合に, エラーが発生する. そのため, ここではファイルシステムの項目未フォーマットととし, ファイルシステムの作成は mkfs.ext4 を用いて行った(次の作業を参照)
3. 新パーティションに ext4 file system を作成して, persistence というラベルを付ける.
# mkfs.ext4 -L persistence /dev/sdb2 (新しく作ったのが 2 の場合)
4. 作成したパーティションをマウントし,
/ union
と書かれた "persistence.conf" というファイルを作成する. 例えば
# mount -t ext4 /dev/sdb2 /media # echo "/ union" > /media/persistence.conf # umount /media
とする.