= 表題 dcreal debian パッケージ作成のための手引 * 小高正嗣, 森川靖大 * 2006/03/17 (森川靖大) sarge での作成方法に変更 * 2002/11/27 (小高正嗣) dcnote 用ファイルを転載 == 必要な deb パッケージ * dh-make * dpkg-dev * fakeroot == 環境変数の設定 パッケージ情報に引用される環境変数 EMAIL と DEBFULLNAE を設定する. $ export EMAIL=morikawa(at)gfd-dennou.org $ export DEBFULLNAME="Yasuhiro MORIKAWA" == deb パッケージ化: 初めての場合 === ディレクトリ名の変更 ソースをダウンロードして展開後, ソースのディレクトリ名を <パッケージ名> - <バージョン名> に変更する. 名前に使える文字列は "a-z0-9","+","-" である. 大文字は 使えないことに注意. 今回の場合ソースツリー名を dcreal-0.3.0-1 などとすること === パッケージ情報の作成 次にパッケージ情報の雛型を作成する. ドキュメントを分離したパッケー ジにするため, オプションでマルチパッケージを指定 (-m) をする. $ dh_make --single これにより, ソースアーカイブトップディレクトリに debian ディレクトリ が作成される. === ファイルの編集 : control パッケージ名などのパッケージ情報を記載する. 詳細は実ファイルを参照のこと : copyright ライセンス規定を記述する. 詳細は実ファイルを参照. : changelog パッケージの更新履歴を記述する. これも詳細は実ファイルを参照. : docs パッケージに含めるドキュメントファイルを記述する. ここでは ソース直下の以下のファイルとディレクトリ名を記述する README README_MAKE_DEB : rules パッケージ化を行うための Makefile. 詳細は実ファイルを参照のこと. === パッケージ化 ソース直下のディレクトリにて $ dpkg-buildpackage -uc -us -tc -rfakeroot を実行する. その結果, 一つ上のディレクトリに dcreal_0.3.0-1.diff.gz dcreal_0.3.0-1.tar.gz dcreal_0.3.0-1.dsc dcreal_0.3.0-1_i386.changes dcreal_0.3.0-1_all.deb が作成される. == 参考資料 * Debian 新メンテナガイド * http://www.debian.org/doc/manuals/maint-guide/index.ja.html #Local variables: #mode: rd #End: